— とも@介護×テクノロジー (@ttomyuk) February 18, 2024
時間がない人向けに特徴を
- 積水化学工業株式会社が開発。
- 心拍、呼吸など6つの状態を正確に検知する能力を持つ。
- Wi-Fi環境と電源があれば、1mmのシートをマットレス下に設置するだけ。
- 「ほのぼのNEXT」「ケアカルテ」など特定の介護ソフトとの連携が可能。
- スタッフの精神的ストレス軽減、事故の未然防止に貢献。
- 介護施設や在宅ケアなど、幅広いニーズに対応。
特徴は?
アンシエル(ANSIEL)は積水化学工業株式会社によって開発された高精度の見守りセンサーです。このセンサーは、心拍や呼吸などの生体情報に加えて、6つの異なる状態を正確に検知する能力を持ち、従来のセンサーと比較して誤情報の通知が少なく、使いやすさが大幅に向上しています。
アンシエルは設置が非常に簡単で、Wi-Fi環境と電源があれば、厚さわずか1mmのシートをマットレスの下に置くだけで設置完了です。この手軽さは、介護施設などでの導入ハードルを大きく下げています。また、特定の介護ソフト、例えばNDソフトウェアの「ほのぼのNEXT」やケアコネクトジャパンの「ケアカルテ」との連携が可能であり、これによって記録作業の自動化や業務負担の軽減が実現しています。
利用者からの評判も非常に良く、従来のセンサーに比べて使いやすく、スタッフの精神的ストレスの軽減に貢献しているとの声があります。さらに、事故の未然防止に大きく役立っており、転倒などのリスクを抱える利用者の安全を守るために重要な役割を果たしています。
使い方については、設置はマットの下に置くだけで完了し、Wi-Fi接続に必要な環境や同梱品に関する情報も提供されています。このシステムは、介護施設だけでなく、在宅ケアを必要とする個人宅にも適用可能であり、幅広いニーズに対応しています。
アンシエルの特徴や使いやすさ、そして実際に導入している施設からの好評などを踏まえると、介護現場における安全管理や効率化に大きく貢献する製品と言えます。
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