— とも@介護とAIと散歩 (@ttomyuk) July 4, 2021
注意
本は読む人の習熟度によって評価が変わると思っています。なので、単一な星★での評価はしていません。
どんな人向けの本か
人工知能と現代のテクノロジーにあまり詳しくない人向けの本です。
全4章立てで、前半で人工知能についてをメインに、後半でテクノロジーについてが書かれています。ほとんど何も知らない人に向けて書かれており、逆に言うと少しでも知っている人には退屈に感じるでしょう。
どんな人が書いているのか
https://xtrend.nikkei.com/authors/18/miyake_youichirou/
いろいろな経歴を持った方が著者です。
上記のリンクに詳しく書かれています。著作も多く、ご存じの方も多いかもしれません。
主な経歴として紹介されることが多いのは、デジタルゲームにおける人工知能の研究です。
どんな内容か
- 第1章 人工知能とテクノロジーが身近な生活のなかでどのように使われているか
- 第2章 人工知能の歴史、ディープラーニングのしくみ、AIがどんな業界でどのように使われていくか
- 第3章 IoT、AR、HRテック、仮想通貨のざっくりした説明
- 第4章 人工知能の未来と、これから問題になるであろうポイント
総評
ゲームにおける人工知能の研究をされている方なので、ゲームについての話が多いです。
第1章の人工知能とテクノロジーの説明は、体系だっていないので分かりにくいです。色々な情報が次々に羅列されている感じです。
全体を通して、基礎的な部分が解説されているので、少しでもその分野に触れたことのある人には分かりきった話が展開されています。