【マジ神AI】高い専門性を持つ介護職の技術を、全ての職員に広めるためのAI

 

 

時間がない人向けに特徴を

  • ベネッセスタイルケアでは、高い専門性と実践力を持つ介護職を「マジ神」と認定している。
  • 「マジ神」の介護技術をAI化したのが「マジ神AI」。
  • 経験の浅い職員に、高い専門性を身に着けてもらうのが目的。
  • 介護士からは「体調の変化に気づきやすくなった」「接し方に変化があった」といったアンケートの結果。
  • 2024年度中に、ベネッセの運営する全施設に導入予定。

これがしっかり普及するかはベネッセのマネジメントにかかっていると思う。現場に強制すれば反発があるだろう。「使ってみてね」と柔らかく伝えるだけだと置物になる。効果を実感してもらい、便利さを納得して使ってもらえるようになるか

特徴は?

規模が大きな介護施設では、経験の浅い職員にどのように介護技術を伝えるかが均一にならない。現場の上司次第になることが多いからだ。いわゆる上司ガチャになる。小さな介護施設であれば、リーダー格の職員が全員にレクチャーすることも可能だろう。だが、1000人以上も職員がいる会社ではそうもいかない。この育成の問題にベネッセスタイルケアが取り組んでいる。

高い専門性や実践力を持つ介護職を「マジ神」と認定している。この「マジ神」の介護技術をAI化したのが「マジ神AI」だ。具体的に、どのような思考で介護記録を見ているのか、どのような行動をしているのか。高い専門性を持つ介護職の真似をできるようになるのが目的だ。

実際に1年間の導入を経て、ケアスタッフからは有意義なアンケート結果が返ってきている。「体調の変化が気づきやすくなった」「ご利用者様との関わり方に変化があった」といったアンケート結果だ。

これを受けて、2024年度中にベネッセの運営している全ての介護施設に「マジ神AI」が導入される予定だ。

 

詳細は、以下の参考からご確認ください
参考 公式ホームページ

 

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