コリン性蕁麻疹になって6年、対処法を記しておく

 

あまり聞きなれない名前、コリン性蕁麻疹。世間では、こりん星のほうが有名だろう。いちごの馬車で日本にやってきた、あの有名人の元出身地だ。

さて、ここで小倉優子さんの詳細なプロフィールを紹介しよう。

なんてことはしません。

僕が、コリン性蕁麻疹と歩んだ6年間の日々で、効果のあった対処法を記しておく。根本的な治療については、まだ存在しないとのこと。なので、あくまでも対処法だ。それでも、コリン性蕁麻疹で悩んでいる人の一助になれば嬉しい。

どのようなときに?

蕁麻疹がでてくるのは、大きく分けて2つの場合がある。人によっては片方だけ、というのもネットでみかけた。僕の場合は2つだ。

ストレスを感じたとき

たとえば、道を歩いていて転びそうになったとき。そんな何気ない時にも、蕁麻疹がでてくる。「誰かに見られたんじゃないか」なんて気持ちからだろう。悪い注目を浴びると、途端に、蕁麻疹に襲われる。

体温が上がったとき

体温があがると、発汗の有無にかかわらず、蕁麻疹がでてくる。ストレスのときと全く同じ症状で、痛がゆい、というのが一番近い表現になる。

一番多いのは、冬場の電車だ。ひどいときは、電車を降りざるをえない。蒸し暑く、なおかつストレスもある、そんな電車は天敵である。電車を降りて、二時間ほど歩いたこともある。

対処法は?

対ストレスver と対暑さver がある。僕は、この2つをやっていると、日常生活に支障をきたすことはなくなった。

前もった対処法

睡眠時間を十二分に確保する。これについては、プラスの方に働くことはない。だが、睡眠時間が短い日は、圧倒的に症状が重くなる。圧倒的にだ。

コリン性蕁麻疹を持っている人は、世間で言われている、6時間睡眠、とかではなく、自分にあった睡眠時間を見つけて欲しい。

発症後の対処法

十分な睡眠を取った日でも、蕁麻疹がでることはあります。完全防ぐことはできません。しかし、少しでも軽減したい。そんなときに、僕がすることは、冷たい午後の紅茶を飲むこと。

紅茶に含まれるカフェインは、体を温める効果がある説と、冷やす効果のある説、どちらもあると聞きました。説なんかはどうでもよくて、飲むと効果があります。午後の紅茶によって、何度救われたことか。

午後の紅茶様、とお呼びしなくてはなりません。

即効性はダントツです。水、緑茶、ジュース、と色々試しましたが、午後の紅茶を超える逸材は現れませんでした。冬場、出かけるときには必ず持ち歩いています。それくらい、信頼しています。

おわりに

日本で、コリン性蕁麻疹は、蕁麻疹の患者の6パーセント程だそうです。蕁麻疹の患者は、数百万人いると言われています。なので、コリン性蕁麻疹の患者は、約10万人ということでしょうか。

そして、はとんどの人が10代20代で発症するようです。完治までには、7年かかるのが一般的な例です。7年という一般的な数字をみると、僕はコリン性蕁麻疹とお別れをする時間が迫ってきていることになります。

上記の対処法を試して、少しでも症状が軽くなると嬉しいです。ただ、一番嬉しいのは、根本的な原因が解明され、コリン性蕁麻疹に苦しむ人がいなくなることです。この記事が、それまでの一助となり、必要とされなくなる時代を願っています。

おーわり